【調査】作られたときと違った使い方をされているモノを探してみた
本当に突然ですが、みなさんは「ダイナマイト」と聞くと、どういったことを思いますか?
そう、このいたってシンプルな「ダイナマイト」です。
恐らく、
「え、戦いとかで使われる爆弾でしょ?デュフフフ」
と、思ったのではないでしょうか?
しかし、この「ダイナマイト」を開発したアルフレッド・ノーベルという、いわゆるお偉い人は、最初は戦いで使うのではなく、土木工事やトンネルの穴掘りのために開発されたと言われています。
工事のために作られたのに、気付けば戦いのために使われるようになってしまったんですね。何とも悲しい。
そこでぼくは思いました。
現代でもそういったものがあるんじゃないか!?
現代は様々なモノで溢れかえっています。
探せば、「ダイナマイト」のような、開発当時とは違う使い方をされているモノが、一つや二つあると思うんですよね。
ですので、今回は「最初はそんな使い方のつもりじゃなかったよ!!」というものを、調査したいと思います。
「つまようじ」って、歴史あるものって知ってました?ぼくは知りませんでした。
教育学部のぼくが、簡単に分かりやすく説明したいと思います。
元々江戸時代に、「房楊枝(ふさようじ)」という、まあ今でいう歯ブラシのようなものが発明されたんですね。
しかし人間というのは、何か開発するたびに小さくしたがる生き物です。
本能に身を任せ、そこからどんどん小型の房楊枝が出来ていって、気付けば今のようなつまようじが完成しました。
すごく分かりやすい説明でしたね。
ということで、「つまようじ」は歯間についたゴミを取るというのが、本来の使い方ですよね。
みなさんも居酒屋で、「スース―」言わせながら白目向かせながら、物凄い表情で歯に付いた食べかすを取っていると思います。
しかし、そんな「つまようじ」。
これとは全く違った使い方をされています。
その代表例がこちら。
そう、たこ焼きの道具です。
口を掃除する、いわばデンタルケア用品のはずの「つまようじ」ですが、気付けば口に食べ物を運ぶ使い方をされています。
これには、「つまようじ」本体も驚いていることでしょう。
まさか口から食べかすを取るものが、その食べかすを生み出す食べ物を運ぶものにまで使われているとは、思わなかったと思います。
たこ焼きが好きで
「つまようじなんか、たこ焼き食べるときしか使わないんだから…///」
というおちゃめな方は、是非本来の「つまようじ」の使い方を忘れないであげてください。
「ゴルフボール」って聞くと、ゴルフするときに使うボールだと思いますよね。
というか、名前に「ゴルフ」ってあるのに、ゴルフで使わなかったら何なんだっていう話です。
しかし、最近では健康グッズとしてゴルフボールを使いだす猛者がいるんですよ。
それが「足つぼマッサージ」です。
何とゴルフボールに足をのせて、ツボをぐりぐりするのが流行ってるみたいなんです。
以前合宿で広島に行った時も、この「ゴルフボール足つぼマッサージ器」みたいなのがありました。
本来は手を使って飛ばすゴルフボールを、足をゴリゴリするものとして使っているのは、さすがに作った本人も驚いているのではないのでしょうか。
しかし、ゴルフでたまった疲れをそのままボールでマッサージするという、ゴルフする人の全てを担う感じがあって感動的ですね。
みなさんが大好きな、おスイーツ。
これも最近間違った使い方をされています。
本来スイーツとは、食べるもの。
「そりゃそうだろ」
という声が聞こえてきそうですが、最近は違います。
そう。スイーツとは、まさに撮るものです。
スイーツは食べるものというよりも、むしろ「インスタ映え」のような、
「私、こんなオシャレなスイーツ知ってるから。可愛いの知ってるから。」
自分の力量をアピールするためのものとなっています。
その証拠として、スイーツを見た世の女性たちは
「美味しそう~!」
と言うのではなく、
「かわいい~!」
と、言っていますからね。
スイーツ店に友達を誘うときも、
「ここのパンケーキすごく可愛いし、今度行こう!」と、基準が可愛いかそうでないかになっています。
よくよく考えたら、食べ物に「かわいい」とかいう表現も少し変な感じはしますけどね。
もし次にまた、「かわいい~」とか言っている女性を見かけたら、
「スイーツは食べるものだから!!!」
「うわあああああ!!!」
と、大声で叫びたいと思います。
その日がぼくの最後の一日になるでしょう。
やっぱありましたね。
モノだけだとこんぐらいしか思いつきませんでしたが、全てを入れると「むむっ!」というのがいくつかあります。
それはまた別の機会にでも書きます。多分。
ぜひみなさんも「これってこんな使い方だっけ?」というモノを探してみてください。
ではまたー。